HDSカーボンが進化します
2019年、もうすぐニューモデル、『HDS LIVE』がリリースされますが、その前に現行モデル『HDS CARBON』がバージョンアップです。
前回のアップデート(Ver.18.2)はHDS Gen3/カーボンとElite-Tiでしたが、今回のアップデートはHDSカーボンシリーズのみです。
メニュー画面の変更点
《バージョンアップ前のメニュー画面》
こちらのHDSのタッチパネル画面でおなじみのメニュー画面(壁紙は変更しています)が、
Ver18.3ではアイコンのデザインや配列、設定ボタンの位置などが変わります。
《Ver.18.3のメニュー画面》
ニューモデル『HDS LIVE』と同じメニューに生まれ変わります。
《HDSライブのメニュー画面》
左メニューバーの下にあった設定ボタンは上にアイコンのみとなって移動しており、メニューを下にスクロールしてもこの設定アイコンは常に定位置となります。
また、これまでの「Structure」アイコンから「SIDESCAN」「DOWNSCAN」「3D SONAR」といったそれぞれの表示が独立したアイコンとなりました。単画面表示では「Structure」メニューバーから「ビュー」を切り替える手間がありましたが、ダウン/サイド/3D/スポットライトに直接アクセスできるようになります。
ファイル管理画面
従来の「ファイル」のアイコンは「ストレージ」という名前に変わり、開いてみると
「ウェイポイント」「ソナーログ」「転送」のアイコンが独立して配置されています。
ウェイポイントやソナーログの管理、Wi-Fi経由でファイルのアップロード・ダウンロードのウィンドウなどにクイックアクセスできます。
ストラクチャースキャンの分割画面
Ver.18.2までは、サイドとダウンを表示させると3D表示ができないなど、分割画面でのストラクチャースキャンは2画面までしか使えませんでした。
今回のアップデートで最大4画面までストラクチャースキャンの画面が使えるようになったので、
ページ編集画面から「H型」分割パターンで、左右に設定した2つのサイドスキャンをそれぞれ左単独、右単独にすれば・・・
こんな画面にすることもできます。
おすすめは・・・
上半分を3分割して、マップ、3D、ダウンスキャン、
下半分にサイドスキャン、というレイアウトですね。
工夫次第で効果的なオリジナル画面設定ができそうです。
ストラクチャースキャンのカラーパレット
HDSカーボンでは『FishRevel』機能が出たときの新色、No.1の緑っぽいブルーがとっても見やすく個人的に愛用しています。
当店インスタの魚探画像でもおなじみの画面です。
Ver.18.2ではNo.10が新たに追加されました。
ハミンバードのMEGAイメージングと同じようなコントラストのはっきりするカラーです。
(今回紹介している画像は、ストラクチャースキャン3Dのソナーログでのデモ画像となります)
Ver.18.3ソフトウェアにより、HDSカーボンを2019モデルに搭載の「アクティブイメージング」対応に進化します。
新開発された3in1振動子のサイド&ダウンスキャンがトータルスキャン振動子よりもさらに広範囲を高詳細に映し出してくれるようなので、とても楽しみです。
サイドビームの到達距離は800kHzで最大150ft(約50m)、455kHzで300ft(約100m)ということです。
ざっとご紹介しましたが、今回のアップデートでHDSカーボンの使い勝手が向上しますね!
最新のソフトウェアはこちらからダウンロードできます。
https://downloads.lowrance.com/