パワーソースを元から見直し
12インチモニターが5台!
先日GARMINのライブスコープシステムを増設したレンジャーZ520C
装備されているGPS魚探システムを再度ご紹介。
【コンソール】
・HDS-12CARBON
・SOLIX12
【バウ】
・SOLIX12
・HDS-12CARBON
・GPSMAP1222xsv
という、ローランス、ハミンバード、ガーミンの12インチモデルが計5台という驚愕のモニターシステムです。
さらにバウのSOLIXには360IMAGING、GPSMAP1222xsvにはライブスコープが接続されていますので、消費電力はさらにユニット2台分の追加といった感じになります。
機器の取付位置や方法も工夫が必要ですが、さすがにこれだけのGPS魚探システムを組むと通常のアクセサリー電源だけでは電力不足が心配されます。
そこで今回の作業では、GPS魚探システムの電源システムを一から見直すことにしました。
OPTIMA&LITHIUM
電源システムはこんな感じになりました。
搭載しているバッテリーは4台です。
一見するとオプティマで組んだ普通のバッテリーストレージのように見えますね。
それぞれのバッテリーの役割は・・・
①OPTIMAブルートップ:エンジンクランキング&電装品(ビルジポンプ、エアレーター等)
②OPTIMAイエロートップ:GPS魚探用
③OPTIMAイエロートップ:GPS魚探用
④36V40Aリチウムバッテリー:エレキ用(ウルトレックス112)
オーナーさんがエレキのバッテリーをリチウム化されているため、本来3台分のバッテリースペースを1台分にまとめられました。(当店では今のところリチウムバッテリーの取り扱いはしておりません)
魚探システム用には容量に余裕を持たせるため、基本的にイエロートップ2台を並列で使用することにしています。この②と③は、12Vの並列とスイッチBで切り替ることでそれぞれの単独使用も可能です。
クランキングのブルートップ①とイエロートップ②も切り替えスイッチAで並列もしくは単独で繋げられるため、最大3台が並列でGPS魚探への電源供給が可能となりました。
並列だとエンジンのオルタネーターへの負荷がかかりすぎることも考えエンジン走行時の並列カットも可能です。
配線も新設
GPS魚探用の配線は8sqのものを新たに新設。
これで多くの電流を少ない抵抗で流せるようになります。
検証はこれから
正直なところ今回のGPS魚探システムと電源システムは一般アングラーにとっては現実的なものではありません。
実はこのボートのオーナー前田さんは2019シーズンより国内最高峰のトーナメント、JB TOP50シリーズにエントリーされます。
来年からのトーナメントトレイルで実際に使っていただき、複数台設置に対しての電源システムの効果を確かめていただくとともに、改善点があれば検証しつつ、さらにGPS魚探ショップとしてのスキルアップをして皆様にフィードバックしていけたらと思います。
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