ストラクチャースキャン3D取り付け
ストラクチャースキャンHDをストラクチャースキャン3Dに交換です。
イーサネットケーブルと電源コードはそのまま流用できるのでユニットボックスと振動子のみ交換でOK。
作業的には比較的楽なパターンです(笑)
左:HD 右:3D
デザイン的に時の流れを感じますね・・・。
ユニットボックスはロッドストレージに設置。
振動子はジャックプレート下に純正ブラケットで設置
サクッと作業は完了です。
ちなみにこのチャンピオン203のHDSはGen2のキーパッドモデルです。
(写真は動作確認のためのHDS-8Gen2。実際はHDS-10Gen2が装着されています。)
ということは、『3D』の画像は見られないんですよね・・・。
それなのになぜ???
と思われるかもしれませんね。
『3D』以外のストラクチャースキャン3Dのメリット
オーナーさんはもちろん将来的に最新モデルのHDS導入も視野に入れておられるわけですが、
今回のストラクチャースキャン3Dに求められたのはコレ。
画像は大浦の魚礁をストラクチャースキャン3Dのサイドスキャンでとらえたもの。
水深10m、砂地のフラットボトムに約40m四方の範囲でコンクリートブロックの魚礁があるのがはっきりわかります。
左右のレンジ幅は、なんと100m!魚礁の中央から50m以上離れたところをボートが走行しているにもかかわらず魚礁の位置と形をとらえられています。
従来のストラクチャースキャンHDと比べるとサイドビームの飛び幅が飛躍的に向上しているのがわかります。
このスクリーンショットはHDS-9Carbonのものですが、サイドスキャン画像に関しては3Dに対応していないHDSのGen1・Gen2(タッチを含む)でも表示可能です。
HDS-8Gen2で映したストラクチャースキャン3Dのサイドスキャン画像。
あまりおもしろい画像ではありませんが、この水深、ウィードが生えている状況でも従来のHDより広範囲の50mをカバーしています。
フラットエリアでの沈みものを調べるにはストラクチャースキャン3Dのサイドスキャンは大きなアドバンテージとなります。
特に北湖東岸の「あそこ」や「あそこ」の開拓は大幅に効率化されることでしょう!