Ti2の新機能『ワイヤレスネットワーク』

ワイヤレスネットワークでできること、できないこと

Elite Tiが『Ti2』になり、新しい機能として2台のElite-Ti2を、Wi-Fiによる「ワイヤレスネットワーク」で接続できるようになりました。

まずはワイヤレス接続したTi2の動画から。

魚探(2Dソナー)画面で中央の上部にソースとなる機器が表示され、ソナーの共有が可能になりました。
右のメニューバーには「ソース」の項目が追加され、それぞれに「この機器」と「Elite-9Ti2(接続先の機器)」の振動子により情報を選択して表示の切り替えができるようになっています。
さらにそれぞれの機器で水深などの各種設定も変更可能です。

発売前の情報では、ほかにもチャート（マップ）やウェイポイントなどGPS情報なども共有できるようになるとのことでしたが、2019年1月現在で確認できたのは以下の通りです。

【できる】
〇2Dソナーの共有
【できない】
△サイド&ダウンスキャンの共有
△ウェイポイントの共有
△マップの共有

残念ながら現時点で確認できたのは2Dソナーの共有だけでした。
ちなみに次回のソフトウェアバージョンアップでウェイポイントの共有は可能になるとのこと。

ワイヤレス接続の方法

接続する2台のElite Ti2の電源を入れます。

それぞれの機器で「設定」→「ワイヤレス」→「他のElite-Ti2と接続します」とタップします。

ベースユニット(親機)とするTi2で「このユニットを・・・」を選択。

親機がこのような表示になったところで

子機とする機器は「私はすでに・・・」を選択すると

接続スタンバイ状態の親機が表示されるのでタップします。

以上の手順で2台がワイヤレス接続完了です。（左：親機　右：子機）

※ワイヤレスで接続できるのはElite Ti2同士のみ。HDSシリーズや旧Tiとの接続はできません。
※接続可能な台数は2台のみとなります。

まだまだ発展途上中

正直なところ、Ti2のワイヤレスネットワークが事前情報の通り実現すれば、これまでHDSにあってElite-Tiにない「イーサネット」の機能を補うものになると期待していただけに、現状は物足りなさがあります。

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Elite-9Tiの外箱にはこんなラベルが。

「Wireless Chart Sharing COMING SOON」ということなので今後のアップデートに期待しましょう。

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