ヘディングセンサーが装着されていないので、自船に対してのポイントの位置などがわかりにくくて大変ということでHDS-8Gen2&HDS-7Gen3をお使いのトライトンに『POINT-1』を増設です。
POINT-1は前後2台設置が人気
もはや中型以上のバスボートでは定番中の定番のセッティングですね・・・。
オーナーさんと相談の上、バウデッキとリアデッキのこの位置に設置です。
NMEA2000ネットワーク配線は多少手直しをさせていただいて作業は完了。
POINT-1は設定を忘れずに
ネットワーク上にある機器は設定で任意のHDSに割り当てることができます。
どのHDS(Elite-Tiも含めて)にどのPOINT-1を読み込ませるかをマニュアル設定します。
POINT-1のGPSデータは前後それぞれのHDSで受信させることで位置精度をアップ。
しかしながらヘディングセンサーは両方のHDSともにリアのPOINT-1のデータを読み込むように設定します。
バウ側のヘディングセンサーを使わない理由
ヘディングセンサーは要するに「方位磁針」です。
バウのPOINT-1はどうしてもエレキモーターの近くに設置するため
特にエンジン走行時(エレキを上げた状態)は少なからず磁気の影響を受けることになります。
「リアのHDSのヘディングセンサーが違う方向を向く」という場合はヘディング情報がバウのPOINT-1から読まれている場合がほとんどです。
大電流の流れるエレキのケーブルが近くにあるのも同様にヘディング情報に影響が出ますのでご注意を。
ヘディングセンサーの便利さは使えばすぐに体感できます。
今さらながらやっぱりGPSを駆使しての釣りにはPOINT-1は欠かせませんね!
参考動画『Elite-9TiとHDS-9Gen3のヘディングセンサー反応状況比較』