HE-9000の新機能&新型トランスデューサー
自動等深線作図機能『デプスマッピング』
新搭載された機能が自動等深線作成機能です。
各社いろんな名称がありますが、HONDEXでは『デプスマッピング』という名称になります。
記録は本体ハードに1ブロック、付属の地図カードに30ブロックの記録ストレージがあり、
1ブロックあたり最大18時間分のデータが保存されます。
記録間隔は最小で2m、等深線の表示は50cm間隔で可能。
表示はブロックごとになるということなので、エリアごとにうまく使い分ける必要がありそうですね。
新型振動子『スマートデューサー』
前の記事でもご紹介したとおり、新開発のサイドスキャン・ワイドスキャン(ダウンスキャン)・200kHz魚探・水温センサーを内蔵したオールインワン振動子、「スマートデューサー」TD802が標準で付属してきます。
ローランスのトータルスキャン振動子(手前)と比較すると長さは短く幅は少し広くなるといった感じですね。
コネクタは・・・なんとトータルスキャン振動子と全く同じ9PINのものでした。
本体背面の指で示している位置にコネクタがつきます。(写真はプロトモデルのため)
この画像を見ていただくとホンデックスユーザーさんにはおなじみのコネクタが見られますね。
従来型振動子の併用
前回記事の繰り返しになりますが、HE-9000ではさらにオプションで従来モデルの振動子TD02(107kHz)またはTD03(200kHz)とTD43(400kHz)を「スマートデューサー」以外に接続可能。
現在でも圧倒的に支持されている旧モデルのHE-5700やHE-840と同じ振動子で同じ仕様の魚探機能が使えます。
組み合わせ方も上記の写真のように細かく設定&切り替えが可能なので、多彩な組み合わせが可能になりますね。
組み合わせパターンとしては上記写真の通りの制限はありますが、
従来の400kHzナロービームが外せないというホンデックスファンや、プレーニング時にもボトムをしっかりとレースできる船底貼り付けの振動子を併用したい方には嬉しい設定です。
分割画面
搭載機能の増加に伴い画面の分割パターンや配置も多彩な画面レイアウトが可能になります。
任意に4つのパターンを登録し、ワンタッチで切り替えていけます。
HE-9000の可能性・・・
GPS魚探システムはそれぞれのユーザーさんが重点を置く機能があります。
そういう意味で簡単に個人的な見解を言えば・・・
デプスマッピングにより、リアルタイムに簡易等深線マップが作成できることや、
HONDEXならではのナロービームの400kHz魚探画像を見ることができるというのは、
ローランスシステムに追加の1台としても大きな戦力になってくれると思われます。
(実際今でもHONDEXの従来モデルをずっと補機として使っておられる方も多いですしね。)
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